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【フィリピン・セブ留学体験談】マンツーマン授業の現実と1日のスケジュールを全公開

【結論】フィリピン・セブ留学はマンツーマン授業×学校提携寮で学習量を確保しやすいのが最大の強みです。1日あたり4~8コマを自分の目的や体力に合わせて組めます。初日はオリエン→レベル確認→授業開始の流れで、生活は食事(2〜3食)込みの学校が多く準備がシンプルです。
【この記事で分かること】①授業コマと1日のスケジュール ②クラス分けと変更 ③授業内容の種類 ④食事・寮など生活の実態 ⑤初日の動き方


1. 授業時間と1日のスケジュール(例)

フィリピンの多くの学校はマンツーマン(1:1)が中心で、必要に応じて小人数グループが入ります。コマ数は4〜8コマの範囲で選べる学校が一般的で私が在籍した学校では1コマ50分でした(学校により50〜60分程度の差あり)。

私は6コマ授業を取っており、すべてマンツーマン授業にしましたが、周りの人はマンツーマン授業4コマ、グループ授業2コマ入れている人が多かったです。

私の時間割:マンツーマン授業6コマ

  • 07:30 起床

  • 08:00 語学学校へ向かう
  • 08:15 語学学校で朝食
  • 09:00 マンツーマン①(文法)

  • 10:00 マンツーマン②(スピーキング)

  • 11:00 マンツーマン➂(文法)

  • 12:00 マンツーマン④(発音)

  • 13:00 昼食・休憩

  • 14:00休憩(外にあるカフェに行ってコーヒを飲んだりしていました。)

  • 15:00マンツーマン⑤(文法)

  • 16:00マンツーマン⑥ (トピックディスカッション)

  • 17:00 夕食

  • 17:45 ショッピングモールなど学校周辺を散策
  • 19:30 帰宅
  • 20:00 授業の復習
  • 21:00 YouTubeを見たり、友達と電話
  • 23:30就寝

カスタマイズ性:午前に授業を詰めて午後は自習に回す、コマ間に休みを入れて集中力を保つ等、編成は柔軟です。

私の場合は昼食時間を12時にすると混むので1時間遅らせていました。また、夕食の時間も17時からなのであえてお昼休憩を2時間とっていました。

食事:校内で朝昼夕が提供される学校が多いです。お米の炊き方は日本と違うことがあるものの、慣れれば問題なく食べられるレベルでした。

ポイント:最初の1〜2週間は無理せず6コマ前後でリズムを作るのがおすすめです。


2. クラス人数と国籍比率

※私はグループ授業を取っていないので友達から聞いた情報をもとに記載しています

  • グループ授業は平均5人前後(時期・学校で変動)。

  • 日本の長期休暇(2〜4月/7〜8月)は日本人比率が上がりやすい傾向があります。

  • 日本資本の学校はサポートが手厚い一方、日本人比率が高めになりがち。日本語の少ない環境を望む場合は非日本資本やEOP(母語禁止)の運用が強い学校を候補に。

  • 日本資本の学校だとグループ授業全員が日本人の可能性あり。私の語学学校は日本資本だったため生徒の8割が日本人でした。

3. 入学テストとレベル変更の流れ

  • 渡航前にオンラインテスト→その出来をもと授業スタート時の教科書の難易度が決まります。

  • レベルを下げる調整は即日〜数日で可能なことが多く、先生の変更も比較的柔軟に対応してくれます。

  • レベルを上げる場合は、担当講師の評価+小テストなどが要件の学校が多く、段階的に進むイメージで焦らず基礎の穴埋めを優先すると伸びが安定します。


4. 授業内容(選択のコツ)

  • スピーキング強化:トピック会話/ロールプレイ/要約→意見

  • 文法・語彙:弱点範囲をピンポイントで補強(例:時制/前置詞)

  • 発音:口の形・音素練習+録音→フィードバックで伸びが早い

  • 試験対策:TOEIC/IELTS等(単語・テンプレの“型”と実演の反復)

  • ライティング:日報・エッセイを毎日添削してもらうと語彙と構文が跳ねます

選び方:①直近の目的(会話/試験/業務)②最弱スキル③楽しめる科目、の3条件で配分を決めると後悔しません。


5. 生活のリアル(寮・食事・洗濯・ネット)

  • :部屋タイプは1〜5人。食事・洗濯・掃除込みのパッケージが多く、学習に集中しやすい。

  • ルール:門限や外出制限、EOPの有無は学校差あり。短期集中は厳しめ/中長期は緩めが相性良いことが多い。

  • ネット:Wi-Fiは時間帯や部屋位置で品質差あり。自習室や共有部の電波を事前に確認。

  • 安全:夜間は配車アプリ利用が基本。徒歩移動は無理をしない、貴重品は分散管理


6. 到着〜初日の流れ

  1. 日曜到着(学校送迎 or 配車アプリ)→寮チェックイン

  2. 月曜朝:オリエンテーション(校内ルール・安全・生活案内)

  3. 時間割確定授業スタート

  4. 初週は先生の相性・科目配分を遠慮なく相談すると、その後の伸びが安定します


7. まとめ(選び方の指針)

  • 短期(2〜8週間):EOP強め×マンツーマン比率高めで量の確保

  • 中長期(3か月〜):自由度・疲れにくさも加味して6コマ前後+自習

  • 日本人比率が気になるなら非日本資本/EOP運用の学校を優先

  • 生活は寮パッケージで自動化し、学習に時間を集中投下


よくある質問(FAQ)

Q. コマ数は何コマがおすすめ?
A. 初週は6コマ前後で体力と課題量を把握→2週目以降に+1〜2コマ調整が現実的。

Q. レベルが合わなかったら?
A. ダウングレードは即日可の学校が多い。アップは講師評価+小テストなどの要件があるため、まずは現在の穴を埋めるのが近道。

Q. 日本人が少ない時期は?
A. 日本の長期休暇(2〜4月/7〜8月)を外すと相対的に少なめ。学校や都市でも差が出ます。

Q. 食事は口に合う?
A. 日本と炊き方が違うため最初は差を感じるが、慣れれば問題なし。辛味や油が強い日は学内のサラダ・果物で調整。