結論:3カ月の総額は約85万円〜95万円が目安。
変動の大きいポイントは時期(夏は高い)のと部屋タイプ(1人>2人>3人)。私は2人部屋で滞在し、通学時間と睡眠のバランスが取りやすかったです。この記事では、実際の生活感に近い形で内訳の考え方と節約コツをまとめます。また、マルタの物価は日本と同じくらいで他のヨーロッパの国より物価は安いです。
3カ月の総費用サマリー
項目 | 金額(3カ月) | メモ |
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授業料 | 42万円 | 月曜日~金曜日 90×2コマ |
寮(2人部屋) | 14万円 | 清掃週1回(ハウスキーパー) |
食費 | 8万円 | 自炊+ときどき外食 |
交通費 | 1万円 | バス中心/週末移動 |
通信費 | 2万円 | eSIM(無制限プラン) |
雑費 | 1万5千円 | 日用品・レジャー |
航空券(往復) | 25万円 | 予約は出発2〜3カ月前がおすすめ |
合計 | 約92万5千円 | 季節と部屋タイプで上下 |
体験メモ:私は平日は自炊、週末は軽く外食をすることで食費を抑えることができます。食費のブレが一番出やすいので、最初の1週間で自炊:外食=7:3のルールを決めると安定します。
寮の部屋タイプでどう変わる?
1人部屋
静か。ほかの人といることでストレスが感じる方や、1人でないと寝れない方はおすすめ。睡眠の質重視ならここ。
2人部屋(私の選択)
費用と快適さのバランスが取りやすい。
3人部屋以上
最安。交流は増えるが、生活音や片付けのルール決めは早めに。
季節による価格差(ここは意外と大きい)
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夏(6〜9月):観光ハイシーズン。寮と航空券が上振れし、総額はオフ期の1.2〜1.5倍になりがち。
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冬(11〜2月):費用は落ち着く。日照は短めだが勉強は捗る。
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春・秋:価格と過ごしやすさのバランスが良い時期。
体験メモ:夏は部屋タイプの在庫が先に枯れるので、1人部屋狙いは早めの予約が安全。
食費:自炊+外食のリアル
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外食の目安:ファストフード €7〜10、レストラン €10〜25。
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スーパー活用で1週間の自炊食材は約5千円に収まることが多い。
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私は「平日自炊・週末外食」でほどよく節約。
交通費:バスの賢い使い方
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2時間有効のシングル券:日中(夏)€2.5/夜€3
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7日乗り放題 “Explore Card”:€25
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3カ月なら長期用のTallinja Cardも検討。
体験メモ:通学30分以内だと毎日の疲労が全然違います。部屋探しは場所優先で。
通信費:eSIMで事前に用意
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eSIM:無制限プランで3か月2万円。到着前に日本で購入→入国後すぐ通信OK。
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物理SIM:空港や街中で入手可。本人確認書類に注意。
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学校Wi-Fiは混雑時間帯に重くなることがあるので、自前回線は保険になります。
雑費・レジャー費の目安
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日用品(シャンプー・洗剤・消耗品)で3か月で1万円いかないくらい。
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週末観光・フェリー・カフェ代などで贅沢して月3万円。ほかのヨーロッパの国へ旅行をするとさらにお金が必要となる。
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使い過ぎ防止に週ごとの上限を決めると管理が楽。
3カ月の費用を抑える5つのコツ
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時期をずらす:夏を外すだけで総額が落ちる。
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2人部屋を軸に:コスパと睡眠のバランスが取りやすい。
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通学時間=30分以内:交通費と時間のムダを減らす。
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自炊の型を作る:朝は固定メニュー、夜は作り置き。
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レジャーは週末に集中:小出しよりまとめ使いが節約。
よくある質問
Q. 定期券は本当に元が取れる?
A. 平日通学+週末外出ならExplore Cardで十分回収。長期はTallinjaも要検討。
Q. 食費はいくら見ておけば安心?
A. 自炊中心で月3万円、外食多めなら月7万円が目安。最初の1週間で自分のパターンを決めると安定。
Q. 航空券はいつ買う?
A. 出発2〜3カ月前が目安。夏はさらに早め。